イングリッシュ・ガーデン訪問記

コッツウォルズ丘陵(2)
Cots Wolds

コッツウォルズ丘陵の続きです。
もうひとつ忘れてならない名庭園と、
いつくしんで育てている個人宅を訪ねてみました。

バーンズリー・ハウス
Barnsley House

個人のお庭

寄り道そのほかの見どころ

バーンズリー・ハウス
Barnsley House


あまりにも有名な情景

赤紫のねぎ坊主形のアリウムのボーダーに降りそそぐキングサリの花房の雨‥‥‥イングリッシュガーデンに関心のある方なら、この印象的なガーデンシーンをきっとどかかでご覧になったはず。
多数のガーデニングの本を著し、チャールズ皇太子のガーデニング・アドバイザーとしても知られるローズマリー・ウェリー夫人がここの庭づくりを始めたのは、1960年代の初めでした。女性らしい優しさと植物へのこまやかな愛がそこここに感じられる、家庭的温かさに満ちた庭園です。

一年中の月、水、木、土10:00〜18:00
£3(約600円)
ロンドンのパディントン駅から日に何本か出ている直通列車でケンブル Kemble まで行き、そこからタクシー。

★かのキングサリの小道は緑一色でしたが、この場所に実際に立っただけでも大感激!一緒に車で行ってくれた友人宅の隣に住むアンも、“ここよ、ここよ”と興奮気味でした。ちなみに‘金色の雨’が降るのは、6月の第一週だそうです。

★バーンズリー・ハウスの庭に学びたいのは、色とりどりの草花の取り合わせの見事さ。とりわけオレンジや黄色などの暖色系とブルー、パープル系とのコーディネーションはさすがです。案山子が出迎えてくれるベジタブルガーデンも、レンガを敷いた通路が幾何学文様を形づくるなかにさまざまな色合いのグリーンの野菜が植え込まれて、ながめる庭としても機能しています。
緑一色時のキングサリ

Rose Gardens
Gardens

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