燃料供給トラブル |
●燃料の供給がストップするトラブルに見舞われたことはありませんか。 |
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燃料フィルターにゴミがつまることで起きるケースがあります。
原因として考えられるひとつは、
▲燃料タンク内の出来事です。 |
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●燃料タンクにゴミがたまる場合があります。 |
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何年も使っていると、沈殿物がたまり、燃料パイプを通って出てくることがあります。
タンクの錆ということもあり得ますが、ステンレスやプラスチック系ではあまり出ませんね。
不純物が燃料と共に混入する場合もあるでしょうね。あまりよろしくない外国で給油する場合に起きやすいそうです。こうした場合給油の際に布で濾して対処するそうです。 |
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●燃料タンクの洗浄 |
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数年に一度は、空にして、点検したほうがよろしいでしょう。
やり方は、まず、燃料をすべて抜き取り、その上で液量計をとりはずしてその4−5 センチの穴から洗浄するものです。棒の先にウエスを巻き付けてタンクの内側をふく というものです(海羚)。 |
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●燃料供給のルートに沿ってまだ汚れがあると思われる場合には |
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DIYのお店のカー用品売り場などにある、キャブクリーナーというスプレーを買って、燃料タンクにそのまま吹き込むなどと言うのも、手ではあります(池川よっと工房)。
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●タンクの洗浄 その2 |
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上でも触れましたが、燃料タンクには年月を経てタール状になった沈殿物が滞積することがあります。燃料残量が少ないときや大揺れに揺れた時などにこうしたゴミが燃料に混入して詰まってしまうことがあります。
こうした沈殿物を作り出す原因のひとつに、バクテリアによるものがあります。軽油は、有機体なので特殊なバクテリアによって分解され沈殿物が形成されるのだそうです。このようなバクテリアの発生を抑制すれば、沈殿物の生成をある程度抑えることができると考えられています。
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●バクテリアを抑えるには |
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このバクテリアの発生を抑制する薬品をタンクに添加する。
West Marineのカタログで探したところ Diesel Fuel Treatmentの項で、
◆BioGuard Fuel Microbiocide
◆Diesel Biocide
なる添加剤がありました。多分これではないかな。
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●燃料タンクのフラッシング方法 |
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●タンクの下と上の口をつないでポンプを使って強制循環させて沈澱した汚れを除去する方法
(1)燃料を抜き取る
(2)ドレイン口(もしくは燃料出口)と燃料注入口をホースでつなぎ間にポンプを介在させる。
(3)燃料を適当な量注入。
(4)タール状になった汚れを溶かす溶剤を添加する。溶剤はアセトンがいいが現在は入手が難しいので他のものを使用。
(5)ポンプを作動、燃料を循環させで洗浄する。
(6)汚れた燃料を廃棄して、再度燃料と溶剤を注入して、フラッシングを行う。
汚れが無くなったら終了。
●このフラッシングは、2年に1回ぐらいでよい。
●ポンプは、燃料及び溶剤に耐えられる材質のものを使う。
(インペラ等がバイトンとかいう素材でできているもの)
●タンクが取り出せる状態ならば
溶剤を添加してよく揺することで、手間がかからずにできる。(A.Kさんからのご教示)
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