新都玖波 進行中の巻

連句表紙頁

「白南風の巻」  平成16.4.22ー6.24

白南風の巻
吟人
1 発句 白南風に吹かれて渡る大井川 海市 夏 
2 鮎に誘われ宿に佇み 山穂
3 相伴 夜更けまで酒酌み交わし至福にて 瑞菜
4 第四 猟師も呼ばれ狐嫁入る 不易
5 有明の明けてうたかた芒の野 涛青
6 折端 衣ずれ微かに竜田姫舞う
初折裏
7 折立 乗合に稲穂の香り笑み溢る 
8   まどろみの時皆緑なり
9 羅紗の地に望郷残しキューを突き
10 花前 トレンチ脱がすうらうらの風
11 掃くほどにはらはら舞うや花の庭
12 折端 待ちかねて見る若草の道
名残表
13 瀬を別かつ岩に契りし鬢白し 
14 春日部辺りの富農の道楽
15 漆の葉色づきたるや旅ごころ
16 鈴虫の音にわが妻思う
17 眉月に童女紅点(さ)す淡き夜
18 折端 葛餅さえも首を傾げて
名残裏
19 折立 荷を広げ新茶の香り肥ゆる日々 
20 小島の塩もうたかたの夢
21 峠より振り返り見る瀬戸の海
22 花前 寄り添う影の灘の春風
23 届けたや溢れる花を地の果てに
24 挙句 踊りついでにお陰参りへ

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