新都玖波 竜胆の巻

連句表紙頁

平成18年10月1日〜11月6日
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竜胆の巻 吟人
1 発句 野を行けば竜胆の青空の青   山穂
2 紅い蹴出しに戯れて秋風 涛青
3 相伴 満ちて欠け今宵中弦雲もなし 影左
4 第四 業を煮やして田に水を引く 不易
5 果物をふくよかに詰め主婦のかご
6 折端 単衣並べる水無月の朝
初折り裏
7 折立 たそがれて気遣いの増すクールビズ
8   バージンロードに携帯の花
9   行く末を小町の通う春の関
10 花前 頬を撫でゆく鐘は朧に
11 髪おろす雨こまかき日花の坊
12 折端 ブラウン管から頭を垂れる
名残の表
13 折立 背負わせては懐肥やす熊手売り
14   峠で棘剥く栗の実いずこ
15   観楓の遊興果てて香炉手放し
16   売家の塀を擦る萩の音
17 まんまるやこよなき月は隣人に
18 折端 火振り眩しく光る魚の背
名残の裏
19 折立 そろそろと扇欲しがる頃となり
20   到来物を日がな待ちわぶ
21   土の香も草の香も踏み春の駒
22 花前 フィルム長閑に童はしゃいで
23 目醒めれば花や散り積む昼下がり
24 挙句 小腹空かして鰆チンする

連句俳画

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