1楽しかった夏の日々は逝き、見上げれば澄み切った空に大海を泳ぎ回るような美しいいわし雲。
せっかく発句のお役目を頂きましたのに、遅くなって申し訳ありません。どうも力んでしまいます。如何でございましょう。
評 私もとてもおおらかでよいと思います。
後見:発句結構にございます。
2 、木樹を色づかせる冷たい風が林を渡りきて、この私も透り抜けていく...
いかがでしょうか?よろしくお願いいたします。
いかがもなにも、宗匠のおっしゃる事にはさからへませんです。はい。では、引き続き三句目。
3、もっぱら、付けに専念。速くしないとね。
4、月なんぞ待ってるなんて退屈で退屈で。抜いちゃってこれどうしようか。窓から風にのせて飛ばそうかね。
前句が転調せず綺麗なままなので、転調しなければと、ちょっと破調で。
宗匠様、どうかよろしくお願いいたします。とうしてー。
ちょっとバッチイくて、前句のイメージを壊しぎみなのが気にかかり、師匠不易様に伺いましたが、戴き!ということで先に進みました。
5、あまりにお待たせしていたので、濤青さまも旗本退屈男のようになられてしまったのでは...
第五句については
「5句目は、雑でもかまわないのですが季移りをすると変化が出てよろしいのではとおもいます。春はもう少し後にしても、夏か冬を詠みこむとこれからの句に弾みがつきそうです。ですが、ここは速く進めた方がよいと思いますので、このままで、次の人に季移りをしてもらうようお頼みしては如何でしょう。」
というご指摘がありました。
次の方にお願いということで、すみませんが山穂様
季移りで第6句をお願い申し上げます。
6、夏の夕刻近く、畳の上で大の字になってうたた寝をするのが最高の喜び。遠くから聞こえてくる蜩のカナカナ鳴く声は子守歌のようで心地良い。目を閉じながら小声で真似てみる。
如何でしょうか?
季移り、ありがとうございます。夏らしい句です。
思わず一緒にゴロリと横になってみたくなような癒される句で、とても宜しいと思い
ます。
ただ、第4句からずっと動かないのも少々気になります。
そこで次は裏6句で折立ち、「破」多少の興を起こしておもしろく...
ということもあるので、次の濤青様に思い切った転調をお願い申し上げます。
7、動け、変えろとの宗匠の厳命ゆえ、寝ていたのを起こして遠くイスラムの国へ連れて行きました。
久しぶりの海外、転調いただきありがとうございます。(何も知らず、何も出来ぬのに皆様に偉そうなことばかり申し上げて申し訳ありません。)
すがすがしい祈りの朝、折立にふさわしい句ですね。次は、不易様に第8句をお願いいたします。
8、宿の窓から朝の街を眺むれば、早、市街を過ぎて遠く聖地巡礼の一行が行く。
荒野に旅立つ巡礼の人びとの姿が目にうかびます。とてもよろしいかと思います。
9、巡礼の旅、嶮しい山道を歩き疲れて、やっと見えた里にほっと安堵する...
これには、師匠・不易さまより
<少々説明に過ぎるかとおもいます。余情を持たせたほうが句に広がりがでるとぞんじますが。「峠越え里の煙りやほの見えて」とか「越え行けば里のけむりのなつかしき」「励ましの里の煙りや峠越え」などなど、状況の説明ではなく、客観的な感情や人物を登場させると興にのります。前句では、人物らしきものが見えていますので、その人をどのような状況のお方なのかを設定するのも連句の楽しみです。前々句の人物とはまったく異なる性格にすることも、お忘れなく。>
とのご指摘・ご教授をいただきました。ありがとうございました。
10、「春には山を下りて里で鳴く鶯よ、春告鳥という名前を持つお前ならば、ひとあし早
く、わたしが帰ってきたことを知らせてやっておくれ」 早春の峠を越えて、恋しい
人の待つ、ふる里へ、帰ってきたのでしょうか。
花の呼び出し、上手くつなげてくださいました。山穂さんの艶やかな花の句が期待できそうです。
それでは、山穂さん花の定座(枝折りの花)をお願い申し上げます。
11、帰って来た若旦那は今宵も何処で呑んでいるやら。街には花に浮かれ釣られててあっ ちにもこっちにも、ふらふら迷い足ばかり。
山穂様、余計な一言申し訳ありませんでした。
ふんわりと花の艶やかさが人の心を惑わせてしまう...期待に応えてくださいました。つぎは第12句折端(花の綴り目)で、不易様です。よろしくおねがいいたします。
涼しくなってきましたので、皆様も風邪をひかぬようご自愛くださいませ。海市
12、花に酔ってふらふらと。隠れ里か桃源境かとおもいきや、いつしか大川を越えて佃島。まっ、しかたがない太ったハゼでもつまみに飲み直そうか。
次は、名残りの表に入ります。この6句は、変化に富み、おもしろく、華やかにお願いいたします。
13、佃島界わいは、今や高層マンション群のタウンと化しつつある。時うつり、路地裏での鉢植え栽培するおばちゃんから、深紅の薔薇が似合うハイソなご婦人たちが歩く町となった。薔薇は一般的には夏の季語となっているので、これに従いまして、夏でございます。
昨日、急な所用で、宮崎日帰りだったので、機中より、山穂さんにメールで転送を依頼したのですが、若干手直ししましたので、こちらを採用していただきたく。
14、遠き日の窓から見えた海の色は今も変わらない。
15、海辺の町にも秋の訪れ。今朝は一段と冷え込んで、海も空も空気も清澄なブルーに染まる。前句の碧を足すと、もう真っでも、気分はブルーではありません。為念。月の出も近い位置ですので秋季にしました。
早くも寒さが厳しくなってきましたが、皆様いかがお過ごしですか?
私は風邪に捕まってしまい、咳ばかりしています。
次は山穂さんで、第16句です。山穂さんの次の句は月の定座になりますので、よろしくお願い申し上げます。
16、澄み切った秋の夜空を仰ぐ。流れる星を数え、手を取り合い寄り添う。万葉の時代も現代も、老いも若きも悠久の想いは同じでありましょう。
次は、私の番ですが出来ません。
大変申し訳有りませんが今日はこれまでで送らせていただきます。
17、皆様、よろしいでしょうか???
よろしくお願い申し上げます。
そろそろ、最後の句を巻く集いの日時、会場等を決めなくてはなりませんね。皆様都合の良い日をお知らせくださいませ。
18、月に群雲、あたりは暗闇、時はよし、てんで、人に見られてはまずい御仁が車に家財道具を積んでとくれば、夜逃げのようですな。リストラのご時世にマッチしますなー。悲しいかな。
次の第19句は山穂様ですが、ついに、名残りの裏に入ります。
最後の六句は「急」軽々とおさめる...ということでよろしくお願い申し上げます。
会場は、何処がいいでしょうか?和か、洋か、中華か?やはり和でしょうか?...
フランス料理でもいいでしょうか?
時間は、夕刻でよいでしょうか?
よい案がございましたら、お知らせくださいませ。
19、以外と暢気なもんですよね、夜逃げ人も詐欺師なんかも。追われちゃっても結構南国かなんか行っちゃって、鼻歌混じりで穏やかに暮らしていたりなんかして。「ザボンの皮は煮ると甘くて美味しいんですよねーっ」なんて、隣人がそうだったりして。
ご無沙汰をしてしまいまして、誠に申し訳有りません。(ああ、もう12月になってしまいます...)
山穂様には、早々に第19句をいただきましたのに、誠に誠に申し訳ございません。
最後の句を巻く集いですが、
和の適当なお店がわからなかったので洋にしました。
20、朱欒の香りに刺激され、何やら閃いた! 心機一転巻き返しといそいそと酉の市に出
かけ、早速景気づけ。ああ、素晴らしきかな人生...眼の前にはいいことが次々と
浮かんでくる...
21、毎朝の勤行(この語は佛事か)、はて神道では朝のお勤めを何というのでせう。いずれにしても、神官が森閑とした杜を通って神殿に額ずく様。いつしか鞣した黒の鴨沓に朝露が光る。静寂な朝と静謐な神(杜)との対話。
22、伊勢の海しか知らない海人は、いつの日か大海を渡って旅立ちたいと寝ても覚めても夢みている。
23、陽炎たつなごやかな春の一日の情景。
24、オッパイを無心に吸っている幼子のふくよかな頬に散る花びら。おや?、春が。