新都玖波 いわし雲の巻

連句表紙頁

14.8.2〜12.4

「いわし雲」の巻
山穂様から発句が届きましたが、脇句以降の順番は決まりましたでしょうか? 脇句は私だったように思うのですが...。発句は、濤青さまの評のように、私もとてもおおらかでよいと思います。ご指示ご指導よろしくお願い申し上げます。 (海)
吟人
1 立句 見上げれば悠遊泳ぐいわし雲  山穂 秋  
2 樹々染め渡る風吹き抜ける  海市
3 向きの佳き窓に頬杖月待ちて  不易
4 第四 抜いた鼻毛をいかがいたそう  涛青
5   凪の海揺れる甲板子守歌  海
6 折端 ゴロリ寝転びかなかな真似る   山
7 折立 コーランの祈りに目覚める古都の朝  青
8   荒れ野に向かう巡礼の発つ  易
9   峠越え眼下に見ゆる里の煙  海
10 花前 我帰りなん告げようぐいす   青
11 花明かり何処へ誘ふ迷い足  山
12 折端 子持鯊煮る佃界隈  易
13   時移り薔薇愛でる人の住む  青
14   窓より見えるコバルトの海  海
15   藍、青、紺。いずれや蒼し今朝の秋  易
16   流るゝ星夜に取り持ちて添う  山 秋?
17 虫の音に耳澄ましたる月に雲  海
18 折端 頬被りして荷車を曳く  青
19 折立 フンフンとざぼんの皮煮てほくそ笑む  山
20   柏手の音耳に谺して  海
21   神官の履を濡らすや伊勢の杜  易
22 花前 海人夢うつつ陽炎を追う  山
23 乳飲み子の含みし胸に花の影  青
24 挙句 のっと顔出すふくよかな春  易