新都玖波 日照り鯒の巻

連句表紙頁

平成18年7月4日〜8月10日
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日照り鯒の巻
吟人
1 発句 涼しさを添えてもてなす日照り鯒  不易
2 打ち水滲みる棒手振りの声 涛青
3 相伴 オペラ座の天幕揺らすアヴェ・マリア 山穂
4 第四 馬駆る少女モンゴルの秋 影左
5 むらむらの雲や羊か月ひとつ
6 折端 今朝伐り置きし七夕の竹
初折り裏
7 折立 酒肴炭火で焦がす渡りかな 
8   片時雨行く大原女頭巾
9 俤を烏丸辺り途絶え来て
10 花前 春を盛りにグラビアアイドル
11 咲き揃い花また花と愛でる里
12 折端 赤眼張炊く宿の湯上がり
名残の表
13 折立 呼子鳥恨みの文を破り捨て 
14 頭丸めて山門に入る
15 襖絵の夕顔香る粥の膳
16 船出に添うは彩りの秋
17 熊谷も暫し手を抜く月と笛
18 折端 野分にひとり筋交いをかう
名残の裏
19 折立 隙間風餅を焼いても鼻凍る
20 氷室に酒か兎目紅き
21 歯も欠けて米の祝いにしゃぶる鯛
22 花前 巻子(まかご)乃の字も杖突く春野
23 花こぼれ時止まるまま謝恩会
24 挙句 ええじゃないかと麗らかに舞う


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