クルーズPodcast制作余話

 試行錯誤のいろいろな話を載せていきます

思いつくままに

・関心間違いなし
・人が関心を持つビデオ
・見えないものの映像化
・原因はバッテリー
・エンジンが起動できない
・音声編集ソフト
・音が小さい
・録音器材を購入
・音が意外にむずかしい
・ロープワーク1巻を仕上げる
・ロープワークに決めた
・ノウハウものがいいかな
・デジカメはばかに出来ないな

関心間違いなし

初めての港への入港時は、結構緊張するもの。事前にいろいろ情報は収集しておかないと、危ない目に遭うこともありうる。至れり尽くせりと情報が多すぎても、新鮮な気分が味わえないと、これまた不満が出る、と兼ね合いが難しいが、港の係留についての情報は、関心の度合いが高いことは間違いない。ということで、入港案内ビデオです。
需要はあることは分かっているのだが、撮るのは結構難しい。
入港時は忙しいし、人手が最もいる時でもある。シングルハンドではまず無理である。
落ち着いてしまってからでは、ビデオらしい臨場感に欠けるきらいがある。難しいなー。(10/22)

 

入が関心を持つビデオ

ビデオをもって旅行に行った時は、風景とかを必ず写すものだが、ヨットで出かける時には、なかなかそうは行かない。
海は、撮したくなるほどの変化をなかなか見せてくれないのである。うんと変化がある時は、それどころではないし。
回りが海だけとなったら、仲間の姿や、食べ飲み時間など、が主体となって、いつも変わり映えしないものになってしまう。ここのところがかなり海上生活には重いのである。
そこで考えた。変化があって、他人が重大な関心を持つシーンを。アレのビデオではありませんよ。(07/10/9)

 

見えないものの映像化

電流とかは目に見えないものである。計測するメーターも小さく、目に見えて変化が分かる程でも無い。動く要素が極端に少ないのである。
電気で動くエンジンとかバッテリーとかは写しやすい場所にあるとは言えない。腰も痛いし、暗がりにあって光りも足りない。メタボ向きではないのである。
ナイナイ尽くしで映像化は諦めて、アニメーションを交えて行かざるを得ないことになった。言葉で解説しなければならない部分が多くて、映像の強みを発揮出来なくなってしまった。どうもせりふの吹き込みは苦手だし・・・。
そんなかやで、基本性能編「バッテリーの賢い使い方 1」の上映にこぎ着けたが、夏のクルーズが済んでから取りかかったのでだいぶ日が経ってしまった。

 

原因はバッテリー

エンジン不起動の原因を考えあぐねた結果、まだ手を着けていないバッテリーを疑ってみることにした。業者やエンジンの専門家が疑わなかった個所でもある。電圧の降下が早いのは以前から気にはなっていた。思い切って新しいもの、性能が良いと言われている米国製のバッテリーを購入して設置した。ピンポーン。エンジンの再起動はバッチリ。安心して帆走が出来るようになった。
バッテリーがへたったか、充電能力が釣り合わないものを搭載してのかも知れない。
これを機会に、バッテリーの重要性を認識して、使用法を研究してみることにした。その成果を出来ればPodcastにしてと目論んだが、これがどうして、面倒で映像化には苦労することになる。

 

エンジンが起動できない

夏のロング・クルージングを前に準備に追われている頃、走行中にエンジンが起動できない事態に何度か遭遇した。この症状は、1年程前から時々現れていて、燃料系統のトラブル要因は特定済で、それ以外の原因が分からなかった。業者に言われるまま、スターターからエンジンキーまで全て取り替えたが、症状は治らない。バッテリーは、1年前に取り替え済であった。電子海図も搭載し、電力消費は増える一方なのに、恐くてエンジンを止められない、では風で走るヨットとは言えない状態が続いていた。

 

音声編集ソフト

音声入力が小さい音なので、音が増幅できるソフトがあればいいのだが、と探してみた。音に関する国産ソフトはあらかたミュージック変換が主で、お眼鏡にかなうものはなかなか見つからなかった。
そうこうしている内に、Audacityという外国製フリーソフトが検索にひっかかった。オープンソースで進化中で、各国の技術者が参加していて日本語表記もできる。Mac,Win両方に対応しているのもうれしい。複雑高機能ではあるが、単純な使い方も無論できる。雑音を除去して増幅したり、エコーをかけたりと、願ってもないソフトで大助かりだ。これで、音声録音体制は盤石となった。(07/1/16)

 

音が小さい

IriverのT30を早速テストしてみた。クリアーな音で録音ができた。のはよかったのだが、PCに取り込んで再生すると、音が小さい。録音の場合は音量の調節ができない仕組みなので、これは困ったな。自分の声の入力は、近づければいいので問題はないが、相手とか自然の音はなかなかそうはいかない。さてどうしょうか。(12/25)

 

録音器材を購入

器材というほどのものではないのだが。デジカメ以外にもうちょっと音を拾える手軽小型の録音装置はないかと、物色したところ、携帯ミュージックプレーヤーなるものが目にとまった。首から提げてイヤホンで音楽を聴くお馴染みのものだが、音声録音ができる機種があった。iPodは高級機種でマイクも高いしで選択外。IriverのT30という機種が手頃の値段で録音の音もよさそうだとのネット上のユーザーの声に押されて買ってみた(Amazonで7890円也)。音楽用にはiPodがあるので本機能はいらないようなものだが、とにかくトライしてみよう。無駄な投資にならねばいいが。(12/8)

 

音が意外に難しい

やりはじめてから感じたことだが、映像にばかり意識がいくが、音声を取り込むのが難しいことが段々分かってきた。現場での音声の収録は、かなり諦め加減になってきた。デジカメでの集音では限界がある。器材を揃えればできるのだろうけど、人手もかかる。専門のプロがいる世界だから、ここは割り切って素人らしくちょぼちょぼ行くのがいいのだろう。

 

ロープワーク1巻を仕上げる

撮影では、多めに撮ってきたつもりだったが、シナリオが頭の中なので、行き当たりバッタリでは、どうしても落ちが出る。また出演してもらってのリテイクは大変だし、このあたりが今後の教訓か。でも見れば役に立つ人もいるのではと励んだ。(11/23)

 

ロープワークに決めた

ロープワークなんかが、ノウハウものにはうってつけかな、とおもいついたその足で、ベテランヨットマンのKさんに相談に行った。話がまとまって、出演してもらえることになった。週末に、ハーバーで収録させてもらったが、Kさんはアレやれ、コレやれ、と振り回されて大変だったのではないだろうか。文句も言わずに付き合ってくれたが。感謝。(11/18)

 

ノウハウものがいいかな

動画となると、向いているのはノウハウものかもしれない。言葉で説明されるとまどろこしっくなるものがいいのかも。
例えば、料理なんかは、本でみたりHPの画像と解説をみたりするより、映像の方がずーっと分かりやすいと思う。
ヨットでも、技術的なこととか、やり方とか、が向いているようだ。自作自演はやりにくいので、誰かに出演を願うことになるかな。(11/11)

  

デジカメはばかに出来ないな

Podcast番組をつくるために動画撮影に使ってみたのだが、結構さまになる。
ムービー撮影のためには、転送スピードが速いメモリーカードを使用しなければならない。機種によってそれぞれ対応が異なるのかも知れないが、10Mbt/secのSDメモリーカードを使ったが、動きも不自然さが全くなくスムースだ。
音声もしっかり拾えるのだが、風があるのが当たり前のクルージングで風の音を拾ってしまうのが難点。何か工夫をしなければならないなー。ウサギの毛を使うのかなー。
静止画と合わせて撮影しておけば航海記録としても幅が出て面白いものになる。デジカメを見直した。(11/10)