はじめに・・カーナビが妬ましい
カーナビはとても良く出来ていてつくづく感心させられる。見知らぬ土地でのレンタカーにも、これがついていれば、苦労なく目的地にたどり着ける。
カーナビは、いうまでもなくGPSと地図を利用したナビゲーションシステムである。
そもそも、GPSを使った位置測定装置は、まず航海用に使用されたものだった。
しかし、今日の有り様を見ればどうだ。陸用のいたれりつくせりのサービスに比べ、海用のものは、なんとお粗末なんだろう。
古い装置をずーっと使い続けているせいもあるのだろうけれど、海岸線はのっぺらぼうな幾何学模様だし、灯標も暗礁もな〜んも出ていない。もう少し色気があってもよさそうなもんだ。カーナビが妬ましい。
経済原則からすれば、需要がはるかに多い方にシフトするのは当然だとしても、それにしても差が有りすぎる。
悲憤慷慨ばかりしていても仕方がないので、気を取り直して、少し考えてみた。
時代も移り、近頃では様子が変わってきているのではなかろうかと。
その気になってあたってみると、電子チャートなるものが世に出ていて、それを使ってナビゲーションが出来るらしいということがおぼろげに見えてきた。
どうせ、高価で手の出せるしろものではないだろうが、とりあえず調べてみっか、と、斜に構えて掘り進んで行くと、そうでもなさそうだ、という鉱脈にぶちあたった。
あとは一瀉千里、まっしぐら。
ということで、パソコンを使う電子チャートナビゲーション・システムを手に入れ、実際に使用するまでの奮闘(端から見れば、混乱)の顛末を以下綴って行く。
使用したチャートとか諸々は、あくまでも独断で選んだもので、宣伝するものでもない。参考になればと公開する次第。
予算は500$ はたして実現できるか? (今は無理です)
ここでのコンセプトは、手元にあるPCを使って、日本の何処でも使える全国版であること。そして低価格。さらに予算上許される範囲での、高機能。である。
目標は、5万円にと思ったが、レートが動くので、500$にした。さてどうなるか?
次は、何が必要かということについて。
(*記述後に判明したこともあると思うので、それは追って加筆していきます)
使っていたPCが壊れかけてきたので、急遽他のPCでナビを行うことになった。
SOBソフトをダウンロードしに、久しぶりにサイトに行ってみて驚いた。
SOBソフトは、いつのまにか、CDによるStandard版で、ASD $350,日本円では25、000円(変動する)ほどになっていた。
私の買った時2006年当時は、サービス期間ということもあったが、4000円ぐらいだった。驚いてしまった。
日本からの購入も多いのか、価格の円表示もなされている。
経営が変わったのか、それとも強気になったのか。
安い、便利だと、そうそう気安くお奨めできなくなって来た。(2009年07月記)
|