港について

*日本の港湾は、所轄官庁、国交省と農水省によって大きくは2つに分類されているようです。ひとつはいわゆる一般港で、貨客船が入る港がそうです。もうひとつは全国津々浦々にある漁港ですね。
それぞれには、等級、グレードというようなものがあって、それぞれ建設資金の分担の割合が異なっています。

ヨットで入港する場合は、多くは漁港にあたります。大きな港では、それこそ邪魔者扱いされかねません。シッシといわれるのがおちですね。

一般の港について

特定重要港 重要港 避難港 地方港 

港の種類と数  港湾法が適用

種 別 区分範囲 全国指定港数
特定重要港 重要港のうち国際海上輸送の拠点となる重要な港 22港
重要港 国際・国内海上輸送の拠点となる港 106港
地方港 重要港以外の港 960港
避難港 以上の港のうち、暴風雨の時に小型船舶が避難するよう指定された港 35港
*特定港 港則法が適用 喫水の深い船舶が出入でき、外国船舶が常時出入する港  

漁港について

漁港 第4種漁港 第3種漁港 第2種漁港 第1種漁港 特特定第3種漁港

漁港の種類と数

種 別 区分範囲 全国指定漁港数
第4種漁港 離島その他辺地にあって漁場の開発又は漁船の避難上特に必要なもの 101港
第3種漁港 その利用範囲が全国的なもの 100港
第2種漁港 その利用範囲が第1種漁港より広く、第3種漁港に属しないもの 497港
第1種漁港 その利用範囲が地元の漁業を主とするもの 2,220港
特定第3種漁港 第3種漁港のうち水産業の振興上特に重要な漁港
八戸(青森) 塩釜(宮城) 気仙沼(宮城) 石巻(宮城) 銚子(千葉) 三崎(神奈川) 焼津(静岡) 境(鳥取) 浜田(島根) 下関(山口) 博多(福岡) 長崎(長崎) 枕崎(鹿児島)
13港
*分かり易く言えば、第4種以外、上から順に規模が小さくなるということでしょう。