トップペイジへ2003年12月
マリーナ秋田 本間 純孝
ＵＲＬ http://www.marinaakita.co.jp/
コラムを拝見しました。当地、秋田マリーナでもここ２〜３年ロングクルージングボートの 寄港が急激に増えてきました。
夏の静かな日本海を、歴史に残る高田屋喜兵衛や銭谷 五平等の北前船の歴史の航路をたどり、小さいながらのどかな日本海の港とそのホスピ タリティあふれる人々とのふれあいの中、リタイヤしたシルバー世代の一人旅、また友人、 ご夫婦など多くの方々がお見えになります。
これらの方々は今後、日本の形成人口やヨット黎明期における経験者、さらには大きな 社会変化における自己への再認識思考などで益々増えるものと確信します。
このことはようやく欧米並みにクルージング人口が増えることの表れで、本格的にマリー ナ等の、クルージングネットワークをビジター桟橋の整備などハード以外、その利用ソフト、 例えば貴Ｈ／Ｐの長距離航海者の日々の現在地や情報、また登録認定すれば長距離航 海者に発行される入港受け入れパスポートのようなものが全国規模のシステムで出来れ ば益々それら環境が整うものと思います。
今後、我々マリーナ運営者も多くの長距離航海者を積極的に、お迎えするべきと思います。 なぜならマリーナは将来を見据え、多くの社会資本を投下した人流の港だからです。そし て海を渡ってくる彼らは、我々の知らない多くの港の状況や、航海の経験を持っており 、 迎える当地のボート・ヨットマンとの交流は、まさに健全な海洋性レクリエーション文化発展 における、優れた海事思想の伝導者との出会いの場として考えられるからです。
秋田にきた日本周航ボート（*クルーズネット掲載以外の方々）
チチカカ号 ３７ｆ ２００１ 6月寄港 津田さん ホームポート ハウステンボス
喜望峰 号 ４３ｆ ２００２ 6月寄港 花輪さん ホームポート 伊豆松崎港
あずま 号 ３２ｆ ２００３ ７月寄港 狩野さん ホームポート 伊豆新島港
光風 号 ３７ｆ ２００３ ９月寄港 小林さん ホームポート 八戸港
＊秋田からの日本周航ボート シーブリーズ 号 ２１ｆ ２００１ ７月帰港 竹内さん ホームポート 秋田マリーナ
追伸 直近の秋田マリーナお立ち寄りクルージング艇は、秋田マリーナHP「北前航路 秋田の"海の駅”情報」をご覧下さい。
この他、北海道ー九州の北前航路、沖縄ー北海道等、貴Ｈ／Ｐに紹介されている方々も 含めてまだ沢山の長距離セイラーが寄港されました。 そのようなヨットマンの方々に気楽に利用戴ければと思います。
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